2008年08月27日

妊婦に喘息が~

朝起きると、謎の停電してました!

離島のせいか、電力会社の管理も甘い気がします。
台風の時は停電当たり前。ちょっとの強風でもスグ停電。
また、我が地区は、ホテルも官公庁もない古い住居地区なので、より頻繁に停電してる気がします。
昨年の、大きな台風時も全島停電になり、復旧工事が後回しになったのでしょうか?
隣の地区は1日で復旧しましたが、ウチは3日間の停電でした。
私の離島生活では一番長い停電でした。
テレビ・エアコン・パソコンはもちろん、困るのは冷蔵庫とボイラーですね。
まあ、時折こんな不便な生活を体験するのも、勉強になります。

ようやく復旧もしましたので、洗濯も済ませ、近況の報告を。

先週末あたりから、鼻水出たりくしゃみしたり、少しずつ風邪症状が出てきました。
それに伴い、私の持病である喘息が。

ゼーゼーするほどのひどいものではなく、横になるとちょっと息が荒くなるな、とか、力仕事がしんどいな、とかで喘息の存在を確認できます。

旦那は熱がり! 私は寒がり! で、最近涼しくなった気温での、夜のクーラーの温度で折り合いがつかないのと、
雨降りそうな降らなさそうな、湿気たっぷりのお天気が原因でしょう。

私の喘息は、昨年からひどくなり、突然の大発作での入院から始まりました。
妊娠中の喘息は、赤ちゃんにとって良くないそうです。
しかし、その喘息を抑えるお薬も、赤ちゃんの発達に影響を与える恐れがないとはいえないそうで、治療は難しいようです。

1回目の産科受診の時にも、
「妊娠中の喘息発作は絶対避けたいですね~。安定期に入ったら、喘息をコントロールする薬、飲みましょうね。内科を受診してくださいね。」
と言われてましたので、いつもなら苦しくなるまでほっとくのですが、今回は予兆の段階でしっかり病院行くことにしました。

昨日、公立病院へ行ったのですが、産科は土曜のみ。
1時間半ほど待って、内科を受診すると、若い男の先生でした。

病院の待合室は知り合いがいっぱいです。
離島生活に、プライバシーもなにもないですね。
でも、いいな、と思うのは、子連れのお母さんがたまたま居合わせた知り合いの人に、ちょっと子供の面倒を頼んで受付に行ったり、耳の遠いお年寄りが名前呼ばれてもわからない時は、周りの人が教えてあげたり、ほほえましいです。

この、若い先生の診察室、私の1時間半の観察で、やけに回転数が遅い! 他の先生の診察室と比べると半分ほどです。
そして、時折他の診察室の先生が出入りして、アドバイスしてる風です。

私の名前が呼ばれて、中に入ると、先生はパソコンで妊婦に対する喘息薬の解説ページを開いて、読んでくれていました。
ひととおりの経過を聞かれたので説明して、私のカルテを初めから読んでくれて、

「う~~~ん」

悩みます。

「14週で、それほど強い発作でもないんですよね。
 う~~~ん。」


悩みます。 
「ちょっとすみません。」
と、電話を取り出して、どこかに電話している様子。

電話終わって、再びパソコンの画面を読み、薬の処方のページを開いて、

「う~~~ん」

また悩みます。
看護師長も、やってきて、アドバイスします。
「○○という薬ですかね?」

「う~~~ん。でも、○○が●●で、どうですかね~。」

と悩みます。
「もう一回すみません。」

と、再び電話を取り出して、今度は薬局長さんに電話してくれたようです。

「薬局長も14週では出したくないそうです・・・。
 う~~~ん。」


煮詰まりました!

らちがあかないので、私から、
「じゃ、そんなに生活できないほどの症状ではないので、安静にして様子を見て、土曜日の産婦人科に来ましょうか?」
と提案しました。

「あっ、そうしましょうか!ボクからも、産婦人科の先生に手紙書いて、話をしながら決めましょうね。それがいいと思います。」師長も、
「私も土曜日に産婦人科に伝えておきますよ。」

ようやく結論がでました。
そのため、昨日・今日と仕事を休ませてもらってます。
やはり少しは酸素足りないので、動き回れず、また、眠気もします。

若い先生だけど、嘘やごまかしはしない、でも、出来ることは一所懸命やってくれるいい先生だと思いました。

でも、最後に師長から、
「じゃ、先生、内科の先生からはどんな薬が良くて、どんな方針で処方しようと思っているか、一筆書いておいてくれたほうが、話がしやすいですけど。」
と言われて、先生は

「・・・う~~~ん・・・・・」

どう一筆書いたか、私は知らないまま、20分もの長い診察を、診察料320円だけ払い、薬局に行くこともなく帰ってきました。


頑張れ、先生♪
私も頑張るよ! 難しい症例でごめんね。


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